片付けられないのは理由がある!片付けられない人の特徴5つ
部屋にモノが多いと分かっていても、なかなか片付けられない人は多いです。モノが多いことよりも、片付けられない自分に対してストレスが溜まっていきます。
モノが多いと家にいても落ち着かない、疲れがとれないと感じる人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、片付けられない原因を考え、どうやって改善していけばいいのかをまとめました。
「お得」に弱くて、ついついモノをもらってしまう
駅前で配られるティッシュや商品サンプルなど、思わずもらってしまっていませんか?
「もらえるモノはもらっておこう」
「断るのが面倒だからとりあえずもらっておこう」
それが「もらいグセ」です。
絶対に使う自信のあるモノ、ほしいと思っていたモノなら、もちろんもらっても問題ありません。問題なのは、使わないと分かっているのにもらってしまうことです。
たいていの場合、もらったことに満足して、そのままバッグに入れっぱなしになってしまいます。あるいは、バッグから出したとしても、テーブルや棚に「ちょい置き」したまま忘れられてしまうでしょう。
それでは部屋は片付きませんよね。むしろどんどんモノが増えてしまいます。
また、「〇〇を購入すると特典がついてきます」という言葉に弱い人も要注意です。実は、〇〇も特典もそんなにほしいわけではないのに「お得感」があるから購入してしまったのかもしれません。
それもやはり「もらいグセ」の1つです。
「もらいグセ」を改善するには?
もらいグセのある人は、相手の気持ちを思いやる優しさの持ち主でもあります。けれども、その優しさが仇になり、モノが増えてしまうのは本末転倒ですよね。ときにはハッキリ「いらない」と断る勇気も必要です。
どうしても断れないのであれば、一度もらうだけもらっておき、帰宅する前にゴミ箱に捨ててしまいましょう。もらったモノを家に持ち込まないことが大切です。
衝動買いしてしまう
お店で「一目惚れ」して、我慢できずに衝動買いしてしまうことってありますよね。それ自体は決して悪いことではありません。
ですが、ただ「かわいい」「素敵」という理由だけで買ってしまったモノ、買う前にどこに収納するかを決めていますか?
置き場所を決めずに買ってしまうと、空いているスペースに置くだけになってしまいます。もらいグセと同様に、手に入れたことで満足してしまうのです。
どんなにかわいいモノ、素敵なモノでも衝動買いを繰り返していくうちにまとまりがなくなっていきます。部屋もごちゃごちゃして片付いていない感じがして、自分自身も落ち着きません。
洋服に関しては、クローゼットがいっぱいなのに衝動買いしてしまった場合、ハンガーにも掛けられず、お店の袋のままクローゼットの下に突っ込んでいることもあるのではないでしょうか。
せっかく買った洋服は日の目を見ることなく、いずれ「あ、こんな洋服あったんだ」と着ないまま処分することになってしまうかもしれません。その段階になって、後悔しても遅いのです。
衝動買いをしないようにするには?
衝動買いを防ぐには、モノを買う前に必ず考えるクセをつけること。
自分にとって本当に必要なモノかどうか、どこに収納するか、家にあるモノと調和するかどうかなどをきちんと考えることが大切です。
洋服の場合は、自前のものを撮影して保存しておくと、買い物のときにどんなコーディネートができるか、似た感じの洋服はないかをチェックできます。
新たにモノを買うときは、1つ手放すようにしましょう。モノが多すぎる場合は、2つ以上でもいいです。そうしていくうちに、自分の持っているモノを手放してまで、買いたいモノなのかどうかを見分ける力がついてきます。
使っていないのに捨てられない
使っていないモノをいつまでも持ち続けていると、モノが減らないので部屋は片付きません。それでもモノを捨てられないのは、「もったいない」「いつか使うかも」という気持ちがあるからです。
いつか使うかもしれないと思っているならば、今使ってもいいはず。それなのに使わないのはなぜなのかを考えてみてください。
使っていないモノを捨てるコツは?
使わないモノは、今の自分にとって必要のないモノだと認識しましょう。とっておいても仕方がないのです。
- 捨てる
- 人に譲る
- フリマアプリで売る
このような方法で処分することをおすすめします。
どんな小さなモノでもいいので「1日1捨て」を心がけると処分することに対する抵抗感が少なくなっていきます。
エコの観点からすると、「何でも捨てればいい」精神はよくないかもしれません。ですが、モノを減らしてリセットすることで、モノを厳選できるようになります。将来的に必要のないモノを増やさないことがエコな生活につながっていくという考え方もあるのではないでしょうか。
収納用品を先に購入してしまう
家を片付けようと思ったとき、まず収納用品や便利グッズを先に買っていませんか?
お片付けの基本はまず「整理」。モノを減らすところから始めます。必要なモノだけを残したうえで、どこに何を収納するかを考えるのが鉄則です。
収納用品を購入するタイミングは、収納位置と収納方法を決めたあと。先走って購入する必要はありません。
先に収納用品を買ってしまうと、買って満足してしまうこともしばしば。サイズが合わなかったり、結局必要なかったりしてムダになってしまうこともあります。片付ける気持ちになったのは素晴らしいことです。その気持ちをムダにしないためにも、整理収納は計画的におこなうことが大切です。
参考記事: クローゼットは収納ケースで変わる!選び方と収納術
収納用品を買う前にすべきこと
収納用品を購入するときは、明確なビジョンを持っていかなければなりません。「何となく、この商品なら入りそう」とイメージ先行で買ってしまうと失敗しやすいからです。
収納用品を買う前と購入時にやっておきたいこと・注意点は以下のとおり。
- 収納スペースのサイズをきちんと測る
- 家で代用できるモノ(缶や牛乳パック、空き箱など)があればとりあえず使ってみる
- 参考サイトを見ても自分に合った収納用品とは限らないので必ずシミュレーションする
- 目的の収納用品が見つからなかったときに別の商品で妥協しない
「便利かも」と衝動買いをせず、収納用品を買うのは一番最後だと心に留めておきましょう。収納用品を増やすと、必然的にモノが増えます。
テーブルや床にモノが散乱している
モノをあちこちに置いてしまうと、どこに何があるのかが分からず部屋は片付きません。特にテーブルや床は一時的にモノを置きたくなってしまう場所。ダイニングテーブルに郵便物を置いたまま食事をしていませんか?あるいは、食事の際に郵便物を棚の空きスペースにちょい置きしてそのままなんて場合もあるかもしれませんね。
テーブルや床にモノがあると、掃除するときにモノをどかさなければならないので面倒です。すると、掃除自体やる気がなくなってしまいます。テーブルや床にホコリが溜まり、とても不衛生です。きちんと掃除できない自分に対し、だんだんと自己嫌悪に陥ってしまう可能性もあります。
ちょい置きしないコツ
1日1回は部屋をリセットして、テーブルや床のモノを片付けましょう。キャスター付きワゴンがあると一時置き場として使えて便利です。おすすめはIKEAの「ロースコグ」や山善の「バスケットトローリー」など。
ただし、ワゴンの中も片付けないとモノは溜まっていくので要注意。あくまでも一時置き場と考えておきましょう。
ちょい置きしないようにするには、モノの定位置を決めることが大切です。家にモノを持ち込むときは、モノの行き先を考えるようにしてください。
溜め込みやすい郵便物を例に挙げてみます。郵便物は、すぐに封を開けて「捨てる」「捨てない」を判断します。捨てる場合はその場でゴミ箱またはシュレッダー行きにし、捨てない場合は郵便物を処理するトレーを用意して入れておきましょう。ほんの数分の作業で郵便物を溜め込むことがなくなります。
ちょっとした心がけで部屋は片付くようになる!
今回挙げた部屋が片付かない5つの理由の中に、自分に当てはまるものがあったかもしれません。でも落ち込まなくても大丈夫!そこが改善点ですから、気をつけるようにすれば片付けできるようになります。
とはいえ、今まで片付けられなかったのに急にすべてを改善できるわけではありません。なかなか片付けられない場合は、一気にやるのではなく、毎日コツコツと1箇所ずつやっていく形でOKです!
少しずつでいいので片付けられるよう実践してみてくださいね。部屋が片付けば、あらゆる面で前向きになれるでしょう。
それでも片付ける気持ちになれないのであれば、宅配型収納サービス「カラエト」を利用してみませんか?月額500円からモノを保管してもらえるので、使っていないモノだけでも預ければ、部屋がスッキリします。モノが減ると気持ちもスッキリして、片付けるマインドができるかもしれませんよ。