【一人暮らしの風邪】を乗り切るには?準備や対処法を詳しく解説
一人暮らしで風邪を引いてしまった場合、自分一人で対処しなければなりません。体調を崩してから病院の診療時間や道のり調べたり、買い出しをしたりするのは、肉体的にも精神的にも大変です。
そこで今回は、元気なときに準備しておきたいことや、風邪を引いた場合の対処法について詳しく解説します。
一人暮らしが風邪を引く前に準備しておきたいこと
一人暮らしの場合、風邪を引く前に準備をしておくと慌てずに対応できます。おこないやすいところから、ぜひ実践してみてくださいね。
病院を調べる
あらかじめ自宅や職場近くの病院を調べておきましょう。道順や電話番号などをまとめておけば、風邪を引いてしまってもスムーズに行動できます。ポイントは、かかりつけ医や近所の個人病院だけでなく、救急病院も調べておくこと。休日・休診のケースも考慮して複数リストアップしておくと、より安心です。
タクシー会社の連絡先を登録する
風邪を引いたときのために、タクシー会社の連絡先をスマホや携帯に登録しておきましょう。コンディションが悪い中の運転や交通機関の利用は困難なものです。自身の車で移動する場合、判断力の低下により交通事故のリスクも高まります。体調が悪いときは運転を控えるのがベターです。登録する場合は電話帳に「緊急用タクシー」などと入力しておくと分かりやすいですよ。
病院セットを作っておく
タイミングによっては救急病院を受診する機会もあるでしょう。病院セットを作っておくと受診がスムーズです。タクシーを利用したり時間外診療だったりすると、いつもより多く費用が掛かります。普段使いの財布とは別に、現金を多めに用意しておくと安心です。
病院セットの例
・緊急用のお金(現金多め)
・保険証
・お薬手帳
ネットスーパーに登録しておく
風邪を引いたときに備えて、ネットスーパーに登録しておきましょう。買い置きしているつもりでも、状況によって必要になるものも出てくるでしょう。スマホで注文できるので体調が悪く横になっていてもOK。店舗によっては手渡しではなく、ドアの前に置いてもらえる場合もあります。可能なら風邪を引く前に一度使っておくとスムーズです。
風邪を引いたときのために常備すべきアイテム7選
発熱や頭痛、腹痛など体調が優れないときに買い物にいくのは大変ですよね。また無理して外出すると、周りの人にうつしてしまう可能性もあります。
この章では風邪を引いたときに備えて用意しておきたいアイテムを7つご紹介します。普段の買い物のついでに購入しておきましょう。
【食料品編】風邪に備えて買っておくアイテム
風邪のときも、水分や栄養分は欠かせません。簡単に口にできるものを用意しておくのがおすすめです。
冷凍うどん
冷凍うどんは消化が良く胃に優しいので、体が弱っているときにぴったりです。レンジで温めるタイプなら、風邪を引いたときも簡単に作ることができます。症状が軽い場合は、具入りのうどんを選んでも良いでしょう。
お粥
風邪といえば、やっぱりお粥。レンジでチンするだけなので手軽です。比較的、賞味期限が長めなのも嬉しいポイント。卵や鮭、梅などバリエーション豊富なので、何種類かストックしておいても良いですね。
栄養ゼリー
うどんやおかゆを食べるのも辛い場合は、栄養ゼリーがおすすめ。体調が悪く起き上がれないときでも口にすることができます。
経口補水液
風邪に備えて用意するなら、経口補水液がベスト。体に吸収されにくいので、汗をかいて失われた水分やナトリウムをスムーズに摂取できます。基本的にコンビニには売っていないため、医療機関や調剤薬局、ドラッグストアなどで購入しましょう。2リットルのペットボトルを2~3本用意しておくと安心です。
経口補水液を手に入れるのが難しい場合はスポーツドリンクで代用してもOK。ただし糖度が高く虫歯になりやすいので、注意が必要です。気になる人はミネラルウォーターで割って飲むと良いでしょう。
【症状緩和編】風邪に備えて買っておくアイテム
風邪を引いたときは早めに受診するのがベストですが、なかなか病院に行けないときもあるでしょう。ここからは、辛い症状を和らげるアイテムをご紹介します。
風邪薬
総合感冒薬や解熱剤は、常備しておきたいアイテム。仕事や学校が忙しくてすぐに受診できない場合や、体調が優れず病院に足を運べないときの応急処置に役立ちます。あくまで症状を一時的に和らげるものなので、なるべく早く医師の診察を受けてくださいね。
冷却シート
湿布のように額や脇の下に貼って使用する「冷却シート」は、発熱による火照りを緩和します。肌に密着するため寝返りをうっても落ちにくく、ひんやり感が持続するのも嬉しいポイントです。
使い捨てマスク
使い捨てマスクは感染症対策だけでなく、喉が痛いときの保湿にも便利。一箱は常備しておきたいアイテムです。また、のど飴やうがい薬も用意しておくと、より安心ですよ。
一人暮らしで風邪を引いてしまったときの対処法
一人暮らしで風邪を引いてしまったら、どうすれば良いのでしょうか?この章では具体的な対処法を3つご紹介します。
睡眠をたっぷりとる
風邪のときは安静が基本です。しっかりと睡眠をとり免疫力を高めましょう。また汗をかいたら小まめに着替えることも大切です。シーツも交換できればベスト。体の下にバスタオルを敷けば、取り換えや洗濯も簡単におこなえます。
水分補給をしっかりおこなう
食欲がなくても水分補給は欠かせません。発熱や下痢などの場合、脱水症状になりやすいので注意が必要です。経口補水液やスポーツドリンクで、汗とともに失われたミネラル分を補給しましょう。
状況に応じて栄養を摂取する
可能であれば栄養を摂取して、体力を蓄えましょう。どうしても食欲がないときはスポーツドリンクやゼリーでもOK。また皮をむく手間が少ないバナナも風邪のときにぴったりです。体の状態に合わせて、食べられそうなものを選んでくださいね。
症状が重いときの対処法
症状が重い場合は、風邪ではなく他の病気の可能性もあります。自身の状態に合わせて、無理せず専門家の力を借りましょう。
【#7199】どうすれば良いか判断に迷う場合
「救急車を呼ぶべきか、しばらく様子を見たほうが良いのか」迷ったら「#7199」に電話をしてみてください。救急相談医などのスタッフが24時間、相談に乗ってくれます。
対応している都道府県など、詳しい情報はこちら
【119】明らかに状態が悪い場合
激しい頭痛や呼吸困難など明らかに状態が悪い場合は、ためらわず「119」にダイヤルし救急車を呼びましょう。聞かれたことには簡潔に答え、指示を仰ぎます。救急車が到着するまでの間、可能であれば必要なものを用意しておきましょう。
救急車を呼んでから準備するもの
・財布
・保険証
・お薬手帳
・常備薬
・スマホや携帯電話
免疫力低下を防ぐためには住環境を整えることも大切
風邪を引かないためには、免疫力を高めることが大切です。ストレスは健康の大敵。たとえば、部屋がいつも散らかっている状態だと気持ちが落ち着かず、イライラしやすくなります。
「忙しくて時間をとることができない」「片付けが苦手」という一人暮らしの人は、宅配収納サービス「カラエト」がおすすめ。スマホ一つで申し込みから集荷まで完結するので、手間と時間が掛かりません。あまり使っていないアイテムを預けて、空間がすっきりすれば気持ちにゆとりが生まれます。部屋で思い切りリラックスすればストレスが溜まりにくくなり、免疫力アップにつながるでしょう。
一人暮らしは風邪を引く前の準備が肝心
一人暮らしは風邪を引く前の準備が大切です。あらかじめ病院やタクシーのリストアップや、必要なアイテムの準備をしておけば落ち着いて対処できるでしょう。もしも風邪を引いてしまったら、症状が軽くても無理せず早めに受診してくださいね。