バスタオルのきれいなたたみ方と収納方法を解説!ホテルライクな洗面所に
毎日使うバスタオルは、洗面所に常備していると言う人が多いのではないでしょうか。
普通のタオルよりもサイズが大きいため、たたむとボリュームが出てスッキリしまえないのがやっかいなバスタオル。
狭い場所に無理やり押し込んで取り出しづらくなったり、雑にたたんで生活感が出てしまったり、収納方法に悩みますよね。
本記事では、バスタオルをきれいにしまえるたたみ方と収納方法を解説していきます。
バスタオルをスッキリ収納して、ホテルのような無駄のないシンプルな洗面所を目指しましょう。
バスタオルのきれいなたたみ方
まずは、バスタオルがきれいに見えるたたみ方として代表的なものを2種類、ご紹介します。
それぞれ異なるメリット・デメリットがあり、たたみ方によって収納方法も変わってくるので、それらを踏まえたうえでどちらにするか決めることをおすすめします。
簡単さ重視なら「丸める」
バスタオルを上下半分に折り、端から丸めていくだけの簡単なたたみ方です。
形が筒状になるため、横にして幅の狭い棚に置いたり、立てかけるようにしてバスケットなどに入れる収納法に適しています。
メリットは、なんと言っても難易度の低さ。
半分に折る際に端と端をピッタリ合わせさえすれば美しく見えるので、不器用な人やゆっくり家事をする時間がない人でも手軽に実践できます。
一方で、置いたときの安定感がいまひとつというデメリットも。
取り出したときに崩れてしまいやすいので、上から重ねる収納には向きません。
重ねて収納したいなら「フレンチ折り」
バスタオルの短い辺を三つ折りにして、両端を真ん中に向かって折り、さらにを二つ折りにして完成。
ホテルでも取り入れられていることが多い“プロ仕様”のたたみ方です。
平べったい長方形になるので、タンスにそのまましまったり、洗面所の空いたスペースに積み上げるといった上から重ねる収納に適しています。
フレンチ折りの最大のメリットは、見た目の美しさ。
家にあるバスタオルを全てフレンチ折りで揃えれば、ホテルやモデルルームのような美しい洗面所づくりも夢ではありません。
その反面、たたむための行程が多く、やや手間がかかるのが難点です。
丁寧にたたまないと折り目がズレて不格好になるため、きっちり細部までこだわるのが苦手な人には向かないかもしれません。
バスタオル以外のタオルにも応用可能!
今回ご紹介した2つのたたみ方は、どちらもハンドタオルやフェイスタオルといった他のタオルにも応用ができます。
どちらの折り方でもかまいませんが、ポイントは「同じたたみ方で統一すること」です。
タオルを同じ形で揃えることで収納がしやすくなり、見た目にも統一感が出てスッキリした印象に。
バスタオルのおすすめ収納方法3パターン
自分に合ったバスタオルのたたみ方を知ったところで、続いてはいよいよ収納方法を選んでいきましょう。
バスタオルにおすすめの収納方法を3通り紹介しますので、洗面所の収納タイプに合わせたものを見つけてくださいね。
引き出しに収納する
洗面台の引き出しに直接バスタオルを入れてしまうという、いたってシンプルな収納方法です。
他の物は一切入れずに「バスタオル専用の段」を作ることで、ごちゃごちゃにならず、スムーズに出し入れできます。
また、空気に触れないのでホコリがたまりにくく、衛生的にバスタオルを使えるのもメリットのひとつ。
2~3枚ストックがあれば十分という場合は丸めた状態で収納してもOKですが、たくさん収納したい場合は、フレンチ折りがおすすめです。
新たに収納グッズを購入せずにできる方法なので、洗面所に備え付けの引き出しがある場合は、ぜひ実践してみてください。
かごに入れる
洗面所の空きスペースにかごを設置し、その中にバスタオルを入れていく収納法。
丸めてたたんだバスタオルを入れれば、安定感もありすっきりと収納できます。
たたむのが面倒な場合は、洗濯したものをそのまま放り込んでもOK。
やや見栄えはしなくなりますが、家事の時短ができてとても楽です。
また、好みのデザインのかごを置くことで、洗面所のおしゃれ度が格段にアップします。
ナチュラルで温かみのある雰囲気が好きな場合は、ニトリのラタン製の『積み重ねバスケット』がおすすめ。
四角いタイプなので、設置しても室内にデッドスペースを作りません。
クールで無機質な雰囲気が好きな場合は、無印良品の『ステンレスワイヤーバスケット』がおすすめ。
目の粗いタイプなので通気性が良く、梅雨の時期でも安心です。
100均のタオル掛けを活用する
100均のバータイプのタオル掛けを、バスタオルの収納ホルダーにリメイクしてしまうというアイデア収納法です。
やり方はとても簡単で、洗面所の空いているスペースにタオル掛けを2本縦向きに取り付け、横から丸めたバスタオルを挟み込んでいくだけ。
省スペースで3~5枚のバスタオルを収納できます。
100均のタオル掛けは吸盤やマグネットで壁に貼り付けるものが主流なので、壁に穴が開けられない賃貸のお部屋でも安心です。
新しく買い揃えるなら同サイズ・同系色のバスタオルを
収納方法やたたみ方にこだわっても、バスタオルのサイズや色合いがバラバラだと、統一感のないごちゃっとした印象に。
特にサイズがバラバラだと、たたんだ際の大きさも変わってきてしまうので、場合によっては収納しづらくなってしまうこともあります。
ホテルのような洗面所を目指すなら、同じサイズ・同じ色のバスタオルを選びましょう。
白・アイボリー・ネイビーといったシンプルな色合いの無地のものを選ぶと、どんなお部屋にもマッチします。
おすすめは、無印良品の『綿パイルその次があるバスタオル』。
シンプルなカラー展開と、何度洗濯してもしなやかな肌触りが続く耐久性が魅力のバスタオルで、長く愛用できます。
お使いのバスタオルが古くなってきている場合は、これを機に一式買い替えてみてはいかがでしょうか。
洗面所が狭いと感じるのは、「物の多さ」に原因があるかも?
「収納法にこだわり、バスタオルも統一感のあるもので揃えたのに、いまいち洗面所のゴチャゴチャ感がなくならない。」
「そもそも洗面所が狭くて使いづらい。」
こういったことを感じる場合は、洗面所に置いている物が多すぎるのかもしれません。
もらいもののタオルや、何本もあるコテやアイロン・ブラシなど、収納スペースに入りきらない物を溜め込んではいないでしょうか。
収納法を改善する前に、まずは「使っていないけど捨てられない物」を洗面所からなくすことが先決。
洗面所の物が減ることで今よりスペースに余裕ができ、バスタオルなどの本当に必要な物がスッキリと収納できるはず。
そうは言っても、洗面所以外の部屋にも物がいっぱいで、スペースに余裕がないという場合は、どうすることもできませんよね。
そんな方におすすめなのが、宅配収納サービスの「カラエト」。
大容量ボックスに入るだけ荷物を詰めて宅配で倉庫に送ることで、月額500円で保管してもらうことができるサービスです。
アイテムの取り出しや確認がアプリで簡単にできるため、預けたものが急に必要になった場合も安心。
大きな段ボール1箱分の荷物がなくなると思えば、物で溢れた今の家の中も、かなりスッキリと片付くのではないでしょうか。
「家の中の物を減らしてスペースを作りたいけど、トランクルームを使うほどでもない」という方に最適のサービスです。
バスタオルを美しく収納して、理想の洗面所を手に入れよう
バスタオルの収納に必要なのは、以下の4つの行程。
- たたみ方の改善(丸める・フレンチ折り)
- 収納方法の改善(引き出し・かご・タオル掛け)
- 色合いとサイズの統一
- 不要な物を洗面所から無くす
今の自分の洗面所に足りないものは4つのうちどれなのか考えたうえで、順番に実践していけば、スッキリと美しい洗面所が手に入るはずです。
毎日使う洗面所だからこそ、できるだけ気分が上がる素敵な空間にしたいもの。
物が多すぎる場合は、「カラエト」などのサービスを上手く活用して、片付いた空間で快適に過ごしてくださいね。