すぐに物をなくす人の特徴とは?対処法と見つけ方も紹介
すぐに物をなくしてしまうことでお困りのあなたへ。
物をなくすという行為は、「十分に気を付ける」といった自覚のレベルでは解決しない場合がほとんど。
自分のどのような要素が「物をなくす」という行為に結びついてしまうのかを知り、正しく対処しくことが重要です。
本記事では、物をなくしやすい人の特徴と、なくさないようにする対処法について具体的に解説していきます。
以下のようなことがよくある、という方にとっては、きっと参考になるはずです。
- 財布・鍵・スマホといった貴重品を、何度かなくしたことがある
- ついさっきまで持っていたはずの物がない
- 十分気を付けているのに、気が付くと物をなくしてしまっている
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
物をなくすのは、何かの前兆?
スピリチュアルの世界では、「物をなくす=自分に必要ないものが離れていく」という意味を持ち、運命が大きく変わる前兆と言われています。
そのため、「何か良い兆候なのでは?」とポジティブに捕える方もいるかもしれませんが、科学的な根拠はありません。
物をなくすことによって私生活で不都合が感じるようであれば、改善するに越したことはないでしょう。
物をなくす人の特徴
まずは、すぐに物をなくしてしまう人の特徴を紹介します。
自分に当てはまるものがないか、日頃の行動や思考パターンを振り返りながら、ひとつずつチェックしてみてください。
「なんとなく」で行動してしまう
探し物が思わぬ場所で見つかって、「こんな場所に置いたっけ?」と首をひねった経験はありませんか?
自分で置いた物の場所を覚えていないのは、特に何も意識せず「なんとなく」置いてしまっているという証拠です。
物のしまい場所や置き場所を特に決めていないと、いざ必要になったときにどこに置いたかわからず、結果物を失くしてしまうのです。
一見些細な事のようですが、自分の行動に意思を持っていないと、なくし物以外のトラブルも発生しやすくなります。
家事の手順や仕事の進め方など、自分が日頃「なんとなく」で行動していないか、一度振り返ってみると良いでしょう。
2つのことを同時に行うのが苦手
ひとつのことにじっくり集中するタイプの場合、何かを同時進行で行うことで、なくし物のリスクは高まります。
- 友人と会話をしながらお店を出たら、スマホを店内に忘れてしまった
- テレビを見ながら身支度をしていたら、家の鍵がどこに置いたかわからなくなった
こういった経験がよくある人は要注意。
自分の意識が「友人との会話」や「テレビの映像」といった、より強い刺激の方へと向くため、持ち物への集中力を失ってしまうのです。
慌てやすい
普段はどちらかというと用心深い方なのに、時間に追われているとうっかり物をなくしてしまう、といった人も一定数いるでしょう。
「急がなければ」とプレッシャーがかかることによってパニックを起こし、普段は絶対にとらないような行動をとってしまうパターンです。
- 寝過ごした電車の中にカバンを忘れてきてしまった
- 遅刻ギリギリで家を跳び出したら、用意していたお弁当を忘れてしまった
上記のように、物をなくす際に「時間」が引き金になっていないか、自分がなくし物をするシチュエーションを振り返ってみましょう。
物をなくさないようにするための対策
自分の物をなくすパターンについて理解したところで、続いてはそれに合った対策法を見つけていきましょう。
今日からでもすぐに実践できる具体的な対策法を5つ、ご紹介します。
一度に全て行うのは難しいので、自分に最も合っていそうなものから取り組んでみてください。
物の定位置を決める
「なんとなく」で物を置いてしまうことがなくし物の原因の場合は、よく移動させる物の定位置を決めてしまうのが最も効果的です。
最低でも財布・スマホ・家の鍵といった貴重品は、決まった場所に置くようにしましょう。
- スマホから手を離す際は、ベッドサイドの充電スタンドに必ず置く
- 玄関の鍵を開けて帰宅したら、靴を脱ぐ前にシューズボックスの上の小皿に鍵を置く
このように、ただ決まった場所に置くのではなく、専用のスペースを設けることで、よりなくしにくくなります。
「見当たらないと思ったら、とりあえず置き場所を確認」という習慣もセットで身に付ければ、家じゅうを探し回ることもグッと減るでしょう。
「ながら行動」をやめる
テレビを見ながらSNSのチェックをする、イヤホンで音楽を聴きながら料理をする、などなど…。
こういった複数の仕事を同時進行でこなす「マルチタスク」は、一見時間を有効活用しているように見えますが、ひとつひとつの行動の注意力を下げてしまいます。
仕事やプライベートでマルチタスクが苦手だという自覚がある人の場合、なるべく一度に複数のことを同時進行させるのは避けた方が無難です。
出かける際は、着替え→メイク→LINEのチェック→天気予報のチェック→出かける前の忘れ物チェックといったように、ひとつひとつの作業を分解して目の前のことに集中しましょう。
10分前行動を心がける
時間に追われると頭がパニックになりやすい人の場合は、「時間に追われる」というシチュエーションを可能な限り減らすことが重要です。
毎朝の出勤やお昼休みから仕事に戻る時間、待ち合わせに到着する時間を、今より10分前倒しにしてみてはいかがでしょうか。
時間にゆとりを持って行動することで、自然と今までより慌てなくなり、物をなくすリスクが抑えられるはずです。
電車やお店で席を立つ前に忘れ物がないかチェックするという行動をセットで行うことで、心の余裕も生まれて「また物をなくしてしまった、どうしよう」といった精神的な負担も減らせます。
物を減らす
家でもすぐに物をなくしてしまい、年中家の中で探し物をしているという人は、そもそも家の中に物が多すぎることが問題かもしれません。
こういった人の場合は、物の定位置を決めるよりも、家にある物の数を減らすことが先決です。
必要最低限の物しか家に置かないよう意識して、うっかりなくし物をした際も探しやすい環境を整備しておきましょう。
頻繁に使っている物だけを家に置き、使わないものは「捨てる」か「預ける」のいずれかを選択します。
シーズンオフの洋服や思い出の品など、どうしても捨てられない物が多い場合は、宅配収納サービスを利用するのがおすすめです。
宅配収納サービス初心者さんにおすすめなのが、月額500円で利用できる「カラエト」。
自宅の収納スペースやクローゼットが狭い、多くの若い女性から支持されています。
大容量ボックス1つ分の荷物がワンコインで預けられるため、長期間安心して利用できます。
「家の中の物を減らしたい、でも捨てられる物がない!」という場合は、こういったサービスの力を借りるのも、賢い選択のひとつといえるでしょう。
貴重品にはGPSを付ける
こちらは、どうしてもなくしたくない物がある、色々試してみたけどなくし物が減らせないという場合の最終手段です。
おすすめは、キーホルダー感覚で鍵やカバンに付けられる、小さなタグタイプのGPSデバイス「tile」。
アプリで音が鳴らして呼び出すことができたり、GPSで落とした場所を検出できるので、万が一のときも安心です。
なくしてしまった物の見つけ方
いくら意識して気を付けても、日々の行動を見直しても、物をなくしてしまうことはあります。
そんなときは、「どうして自分はこうなんだ」と落ち込まずに、落ち着いて対処することが大切です。
最後は、なくしてしまった物の探し方・見つけ方を紹介します。
いざというときにぜひ、試してくださいね。
自分の行動を振り返りながら探す
こちらは、物を探す際の王道パターンです。
自分が移動した場所・通った道・立ち止まったポイントなどを、順を追って思い返してみましょう。
物をなくしやすいという自覚がある人は、日頃から自分の行動パターンをメモしておくのがおすすめ。
財布は使い終わるといつも右のヒップポケットに入れる・飲食店に入るとテーブルにスマホを置くなど、自分でも意識していなかった行動を記録しておくことで、いざなくしてしまった際に追跡しやすくなります。
同時進行で掃除をする
家の中で探し物をするとき、あちこちを引っかき回して部屋の中が散らかり、探していた物が見つかってもイライラしてしまうことがありますよね。
そんなときにおすすめなのが、心当たりがある場所を掃除しながら探すこと。
ひとつひとつ丁寧に片付けながら移動していくことで、家の中を散らかさず探し物ができます。
家事の延長でできるので、「探し物に時間を割いている」というストレスも溜まりにくくなり、部屋も片付いて一石二鳥です。
ピカピカになった部屋で、探していたものも無事に見つかり、達成感を味わうことができるでしょう。
周囲の人に共有しておく
大切な物をなくしてしまったと思ったら、早めの段階で家族や友人、職場の人に「○○を探しているので、見つけたら教えて」と伝えておきましょう。
思わぬ場所に紛れ込んでいた場合、誰かが偶然見つけてくれる可能性もゼロではありません。
職場の人に物をなくしたことを打ち明けるのは気が引けるかもしれませんが、素直に人を頼ることも時には必要です。
次回から気を付けようという気持ちを強く持つためにも、やってみてはいかがでしょうか。
日頃の行動を見直して、適切な対処を
物をなくしてしまうと、つい自分を責めてしまったり、落ち込んで自信を失ってしまうもの。
しかし、工夫次第で物をなくすリスクを最小限に抑えることは可能なので、落ち込む必要はありません。
自分の行動や思考のパターンを冷静に観察して、それに合った対処法を実践していけば、物をなくしたと気付いた瞬間の「あれ?ない!」といった絶望を味わうことも減っていくでしょう。
時には収納サービスやGPSデバイスといった、自分以外の力もうまく活用して、心穏やかに生活できるといいですね。