自宅サロンを開業するときに準備したい7つのこと
「自宅でサロンを開業したいけれど、何から始めたらいいのかな」と検討中のあなた。
本記事では、自宅サロンを開業するときに準備しておきたい7つのことについて紹介します。
これから自宅サロンの開業を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
自宅サロンを開業するときに準備したい7つのこととは?
「自宅サロンを開業したい」と思っている方は多くても、実際に開業まで繋げている方はごくわずかです。しかし、開業までに準備するべきものを明確に把握した場合、開業することは難しくありません。
ではさっそく、自宅サロンを開業するときに準備したい7つのことを紹介します。
これから開業する際には、以下の7つが用意できたのか確認してみてください。
1.経営者としての自覚を持つ
自宅サロンを開業するときにまず準備したいものは「経営者としての自覚」です。
「趣味の延長線上でサロンを開くことを考えている」という方も多いでしょう。しかし、趣味友達や仲のいい友達同士でおけいこやレッスンをするのと、見ず知らずの人をお客さんとしてサービスを提供するのは異なります。
たとえ自宅でのサロンであっても、場所が自宅なだけであってビジネスをしているのと変わりないのです。「趣味の一環」として甘い考えで始めてしまうと、最終的に失敗したり、損したりする可能性が高いことを覚えておきましょう。
「自宅サロン」だからと甘く考えていないか、経営者としてビジネスをしていく心構えがあるのか自分自身に問いかけてみてください。
2.サロンのコンセプトやターゲットを明確にする
経営者としての自覚を持った後は、自宅サロンのコンセプトやターゲットについて考えていきましょう。
自宅サロンのコンセプトとは「どんな自宅サロンにしたいのか」「どんなサービスを提供したいのか」ということです。要は、サロンのイメージを考えるようなもの。
これから自宅サロンをどうしていくのか迷ったらコンセプトに立ち返って検討することになります。サロンの核となる重要な部分ですので、よく検討するようにしましょう。
難しい場合は「サロンに来てもらった方にはどうなってほしいのか」「サロンから帰るときにはどのような変化があってほしいのか、どんな気持ちで帰って欲しいのか」を考えることがおすすめです。
また、ターゲットとは「サロンに参加する人はどういう人なのか」特徴や属性などを検討します。
これまでレッスンをしたことがある場合は、どのような人があなたのサロンに参加しているのかよくわかっているでしょう。その人達の興味のあるものや、趣味、活動している時間帯、使える金額感などを細かく観察してみることがおすすめです。
「こんな人に参加してもらいたい」といった理想も大切ですが、実際に「お客さんになるであろう」人を検討するようにしましょう。
3.集客方法を検討する
自宅でサロンを開業する場合は、どうしても「サロン」「お店」として人目につきにくくなります。ショッピングストリートに立ち並ぶお店だと、ただ道を歩いている人にアピールできますが、自宅サロンの場合はそうはいきませんよね。
そのため、自宅でサロンを開業する場合は特に「集客方法」が重要です。
どんなにいい内容のサロンであったとしても、そもそもお客さんに見つけてもらえなければ、お客さんを集めることはできないのです。
自宅サロンを開始してから、お客さんを集める方法を考えていては経営は成り立ちません。
どのように人を集めるのか、最初によく検討しておきましょう。
4.価格設定を検討する
自宅サロンで提供するサービスの内容や、価格設定も検討が必要です。
「始めは自信がないから低価格に設定しておこう」と考える方もいらっしゃるかもしれません。しかし、最初から低い金額にするのはおすすめではありません。
金額は一度設定すると、下げるのは簡単ですが値上げするのは難しくなります。安易に値段を安くするのではなく「この価格に見合ったサービスを行う」と意識して、自宅サロンを継続して行える程度の収入が得られるような金額に設定するようにしましょう。
また、お友達や知り合い価格を設定することはおすすめしません。よかれと思っている場合でも友達が来づらくなってしまうこともありえます。
もし、お友達価格を要求してくるようであれば、他のお客様への影響も考え、きっぱりとお断りすることがおすすめです。
5.クレジット決済やスマホ決済を導入する
自宅サロンを開業する際には、金銭のやりとりを現金で検討している方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、現金を持ち歩いている人はどんどん減っており、カードや電子マネーが主流になりつつあります。
そのため、たとえ自宅サロンであっても、クレジット決済やスマホ決済を導入することがおすすめです。
導入に関する初期費用や、カード会社への手数料なども含めサービスの金額を設定するといいでしょう。
カード決済は「◯円以上から利用可能」といった条件をつけることは、カード会社との規約で禁止されていることがほとんどです。導入する際には、規約についても詳しく確認するようにしてください。
6.開業届や確定申告などの手続きについても把握する
ここまでで、自宅サロンで提供するサービスや金額、集客方法などかなりイメージがつかめたのではないでしょうか。
実際に自宅サロンを開業する際には、開業届や確定申告などの手続きが必要になります。
これらを怠ってしまうと、最終的に本来よりも多く税金を収めないといけなくなったり、罰則があるケースもありえます。しっかりと法律や税金面についても確認を怠らないようにしてください。
7.プライベートとサロンの空間を分け生活感のないサロンを目指す
開業届を出して、いざ自宅サロンをオープンする際には、自宅のプライベート空間とサロンの空間を分けることが重要です。
お客様は「非日常」を求めてサロンに訪れます。いくら自宅だからといっても、生活感があふれているスペースだとがっかりしてしまうことも。また、「ビジネスとしてしている」という感じが演出できず、趣味の延長線上の雰囲気が拭えません。
お金をいただいてサービスを提供する以上、それに見合った空間も用意したいもの。
「私もこんなおしゃれな家に住みたい」と憧れてもらえるように整えることはもちろん、サロンスペースの生活感をなくし、おしゃれで清潔感のある空間にすることがおすすめです。
自宅サロンを開業するときには「ビジネス」としての自覚を持とう
自宅サロンを開業する際には、「ビジネス」としての自覚を持って、プランを検討したり、自宅を整えたりすることが大切です。
特に始めは、実際に訪れてもらったお客様に満足してもらうことが重要。満足度が高い場合、紹介や口コミに繋がり、どんどんお客様を増やしていけるでしょう。
満足度を上げるためには、サービスの内容を充実させることはもちろん、第一印象を決める、自宅のサロンスペースを生活感なくおしゃれに整えることがポイントです。
「自宅に物がたくさんでサロンスペースを作ると、物の置き場所がなくなってしまう」という場合は、宅配型収納サービスを利用することがおすすめです。
宅配型収納サービスとは、預けたいものをボックスに詰めて自宅から送り、倉庫で預かってもらえるサービス。
宅配型収納サービス「CARAETO」なら、160サイズの段ボール1箱月額500円から預け入れ可能です。預けたアイテムは、1つひとつ写真撮影され、アプリ上で確認できます。
取り出したいときにはアプリでアイテムを選択するだけで、自宅まで送ってもらえます。
温度・湿度・セキュリティも完備されているので、大切なものでも安心して預けられるでしょう。
また、預けていて必要なくなったものは、CARAETOマーケットから販売することも可能です。
「自宅の生活感をなくしたい」「サロンスペースを用意したい」という方は、ぜひ宅配型収納サービスを活用してみてはいかがでしょうか。