思い出を保管!サイン色紙の保存方法に最適な方法とは?
大好きな芸能人のサイン、好きなスポーツチームの選手のサインなど、欲しくても容易に手に入らないサイン色紙はベストな状態で保管したいですよね。
サイン色紙といえば、よく飲食店などで芸能人の色紙がズラリと並んでいる風景を思い浮かべるでしょう。きれいに額縁に入って美しい状態を保持しているお店もあれば、茶色く劣化してしまっているお店……。せっかくの大事なサイン色紙は、美しいまま良い思い出としてとっておきたいものです。
そこで今回は、サイン色紙を保管する際のポイントや注意点、おすすめの保管場所についてご紹介します。
参考記事:写真やアルバムの劣化しない方法は?思い出をきれいに保管しよう
サイン色紙の保管方法に気をつける理由
たまに飲食店で見かける、茶色に変色したサイン色紙。これって、何が原因かご存じですか?飲食店の場合、料理による油などの影響もありますが、日焼けも大きく関わっています。
飲食店でなくとも、保管環境が適していなかった場合、家庭でもこのような変化は起こる可能性が高いです。
サイン色紙の保管で特に気をつけるべきは、以下の3つ。
- 日焼けによる変色
- カビの発生
- 虫食い
日焼けによる変色
色紙は、分厚くて丈夫そうに見えますが紙でできています。本などの紙類が日焼けするように、色紙も日焼けします。白い色紙が黄色くなったり茶色くなったり、日焼けがさらに深刻になるとサイン自体が退色してしまいます。カビの発生
紙は、湿気によってカビやすい点にも注意が必要です。見た目を大きく損ねてしまいます。虫食い
虫食いといえば、衣類を思い浮かべるかもしれませんが、紙をエサにする害虫もいます。湿気やホコリから色紙を守り、害虫の被害を受けないようにすることも大切です。サイン色紙を保存するときのポイントや注意点
サイン色紙を保管するときは、日焼け、カビ、虫食いに注意が必要です。
光による日焼けを防ぐ
サイン色紙の日焼けは、直射日光や蛍光灯の光によって起こります。屋内でも、窓の近くなど日光が当たる場所に飾ると日焼けしやすくなってしまいます。また、意外かもしれませんが蛍光灯の光によっても日焼けします。照明器具の近くはできる限り避けて保管しましょう。よくあるのが、玄関や階段付近の壁に飾るケース。照明との距離が近い場所では日焼けしやすいことを覚えておくようにしましょう。
湿気によるカビの発生を防ぐ
サイン色紙が直接濡れることはないかもしれませんが、湿気の多い場所に置いておくとカビが発生しやすくなります。部屋に飾っていれば湿気から守れると思われがちですが、加湿器の付近やエアコンの近く、窓の近くは湿気やすいため注意が必要です。
クローゼットや押し入れにしまう場合は、特に湿気対策が重要です。風がとおらないこれらの場所は、湿気がたまる定番の場所。扉を定期的に開け放ちたり、除湿剤をこまめに取り替えたり、定期的に取り出して虫干しすると湿気の被害から守りやすいでしょう。
ホコリによるカビ、虫食いを防ぐ
サイン色紙を保護せずにそのまま置いておくと、どうしてもホコリをかぶってしまいます。ホコリが長期間たまったまま放置していると、ホコリをエサにして害虫による被害が起こりやすくなります。ホコリが直接溜まらないように保護することは大切ですが、同時に湿気がたまらないものを選ぶ配慮が必要です。たとえば、ビニールにいれて口をテープできれいに塞いでしまうと、ホコリからは守ることができますが湿気が逃げる場所がなくなりますよね。こうなると、今度は湿気によるカビが心配です。
サイン色紙を飾るときは、額縁がおすすめです。特に、UVカット効果のある額縁なら、日焼けからも守ることができます。額縁にも、様々な種類があります。
ガラスが一般的に知られていますが、ガラスでは紫外線カット効果があまり高くないものも多いです。サイン色紙を日焼けから守るときは、UV強化アクリルの額縁が便利です。
サイン色紙の保管方法にトランクルームがおすすめな理由
サイン色紙の保管は、日光と湿気、ホコリから守ることが重要とお伝えしました。自宅でも、これらに気を付けて保管することは可能ですが、ある程度の対策は必要です。
特に、飾らず大切なコレクションとしてしまう場合、一度しまいこんでしまうと管理が行き届かなくなりがちですよね。箱のなかにいれたまま、押し入れの片隅にずっと入れっぱなしになってしまう人も多いでしょう。
自宅での管理に不安があるなら、トランクルームに預けるという方法もあります。トランクルームは、近年都市部を中心に増加傾向にある収納サービスのことです。段ボール1箱程度の少量の荷物をリーズナブルな料金で預けられるサービスも増えてきているため、サイン色紙などの小さなアイテムの保管にも適しています。
サイン色紙の保管に関して、トランクルームを利用するメリットは、なんといっても日焼け、湿気、ホコリから守りやすいことでしょう。
しかし、どんなトランクルームもサイン色紙の保管に適しているとは言えません。サイン色紙の保管のためにトランクルームを利用するのであれば、適した環境でサービスを提供しているかどうかの確認が必要です。
サイン色紙の保管にぴったりなトランクルームの選び方
それでは、サイン色紙の保管に適したトランクルームの選び方を見てみましょう。まずは、トランクルームのおおまかな種類や特徴についてご紹介します。
トランクルームと紹介されているもののなかには、大きくわけて屋外コンテナ型と屋内型の2種類があります。
屋外型トランクルームはサインの保管に不向き
屋外型のトランクルームは、しばしば貸倉庫もひっくるめてトランクルームと紹介されていることがあるため注意が必要です。屋外型の場合、家庭用物置やコンテナのようなもので、空調や湿気対策は備わっていないケースが多いです。車でトランクルームの目の前まで横付けできたり、24時間出し入れ自由など、便利な点もたくさんあります。特に、大型家具などの保管には役立ちます。
ただし、空調や湿気対策が行われていない屋外型トランクルームの場合、気温や湿度に影響を受けるサイン色紙の保管には適していません。湿気によってカビが生える可能性もありますので、注意してください。
屋内倉庫のトランクルームなら安心
ビル一棟まるごとトランクルームとして存在するものや、一軒家タイプのもの、大型の専用倉庫など、様々なものがあります。また、預けられる荷物の大きさや量によって適切なサービスを選べるほど、その利用方法は多岐にわたります。また、指定の段ボール箱にいれて預けて一定額を支払う宅配型トランクルームと呼ばれているタイプもあり、近年では少量の荷物を預けるために利用する人も増えてきています。
屋内倉庫のトランクルームの場合、常に気温や湿度が一定に保たれているところも多いです。そのため、サイン色紙など、湿気の影響を受けやすいものの保管には適していると言えるでしょう。
ただし、空調設備のない屋内型トランクルームや宅配型トランクルームも存在するため、空調や湿度対策が行われているかどうか、公式サイトなどで必ず確認するようにしてください。
預けたい荷物の量やサイズで決めると◎
サイン色紙程度の大きさなら、ほとんどのトランクルームで預けることができますが、念のため預けられる荷物の大きさを調べておくと安心です。そして、サイン色紙以外にも預けたい荷物がある場合は、それも含めて広さや料金と比較し適切なサービスを選ぶと無駄なく利用できるでしょう。
まとめ
今回は、サイン色紙を保管するときのポイントや注意点、トランクルームに預けるメリットやおすすめのトランクルームについてご紹介しました。
サインだけでなく、家族や友人との思い出の品など、長く大切にとっておきたいものをトランクルームに預ける人が増えています。適した環境に置いておくことだけでなく、災害などですべての思い出の品が紛失してしまわないように備えている人もいます。
トランクルームを上手に活用すると、自宅の収納スペースや管理に困ることがなく、とても便利。使用頻度の低いものや、大切に長期間保管したいものは、まとめてトランクルームに預けてもよいですね。