双眼鏡のお手入れ方法やメンテナンスばっちりの保管方法とは
双眼鏡といえば、登山やキャンプ、バードウォッチングなどのアウトドアシーンから、音楽ライブや野球観戦などさまざまな場面で役立つ便利アイテムです。
しかし双眼鏡は意外とデリケートな部分があり、メンテナンスや保管方法を誤ると、すぐに使えなくなってしまうことがあります。高性能で高価な双眼鏡もありますし、せっかく大事にしていた双眼鏡をダメにしてしまわないためにも、保管方法やお手入れの仕方を知っておくことはとても大切なことです。
そこで今回は、双眼鏡のメンテナンス方法やおすすめの保管場所について解説していきたいと思います。
参考記事:天体望遠鏡の収納方法は?正しい保管の仕方をしっかり解説します!
双眼鏡の保管方法に気をつける理由
双眼鏡を保管する際は、何よりカビのトラブルに注意する必要があります。カビはレンズなどの重要部分を傷め、最悪の場合、双眼鏡をまったくの使い物にならなくさせてしまうことがあるのです。使用できたとしても、見え方に悪い影響を与えるのは間違いありません。
部屋の中やクローゼット内に潜む湿気を、甘くとらえてはいけません。特に梅雨などの雨の多い季節は湿気が強くなり、室内は湿度が極端に高くなります。
そんな湿気だらけの場所に双眼鏡を放置しておくと、カビはあっという間に生えてしまいます。カビは異臭や、そばに置いておいたものにまでカビを発生させてしまうなどの悪い影響をもたらすため、双眼鏡をしっかり管理するためには保管方法、場所に注意することが大切なのです。
双眼鏡の正しい保管方法・メンテナンス方法とは
双眼鏡を安心して使う、そして長持ちさせるためには、日々のメンテナンスと正しい保管が大切になってきます。まず、正しい保管・ケア方法について整理していきましょう。
水に塗れたときはしっかり拭いて乾かす
雨の中で双眼鏡を使うような場面もあるでしょう。しかし雨に濡れたときは、そのまま双眼鏡を放置しないようにしてください。しっかり水分を取り除き、乾かすことが大切です。防水タイプの双眼鏡は確かに水にもある程度強い性能となっていますが、完全にカビや故障を防げるわけではありません。濡れた際はしっかり布巾などで水分を拭きとっておきましょう。また、泥や砂などの汚れが付着したときも、忘れずに拭きとっておいてください。
ほこりはエアダスターなどで取り除く
しばらく双眼鏡を使っていないと、双眼鏡にはほこりがたまっていきます。ほこりはカビの発生源になることが多いため、なるべくこまめに取り除くことを意識しましょう。布巾などを使ってほこりを取り除く方法もありますが、あまり布巾でこすると今度は布巾の繊維が双眼鏡の内部に入り込む可能性があります。また、ブラシなどもレンズを傷つける恐れがあるためおすすめしません。
ほこりを取り除く方法としてはエアダスターがおすすめです。空気を吹きかけることでほこりを飛ばしてくれるため、本体を傷めることなく手入れすることができます。簡単な手入れなので、こまめに行っておくことをおすすめします。
高温多湿な場所以外で保管する
保管場所としては、まず高温・多湿な場所以外で保管することを考えましょう。湿度の高いところでは、当然、カビも生えやすくなります。金属の部分があれば錆がつく可能性もあるでしょう。極度な高温は、変形などにもつながる恐れがあります。屋外の倉庫、キッチン周り、車のトランクなどは保管場所にはおすすめしません。湿気の少ない室内の収納スペースを選び、なるべく定期的に換気しつつ保管すると良いでしょう。
心配なときは防湿庫でしっかり保管する
カビがどうしても心配なときは、防湿庫を用意して保管するのもおすすめです。防湿庫はカメラなどの精密機械を保管するのによく用いられ、双眼鏡の保管にも向いています。水分や汚れのついた双眼鏡はしっかりきれいにし乾かした状態にして、防湿庫に入れておきましょう。湿気にさらされる状況から守ることができます。
双眼鏡の保管にトランクルームがおすすめな理由
双眼鏡の保管場所に迷ったときは、トランクルームを利用するのもおすすめです。家の収納スペース削減にもつながりますし、トランクルームは場所によっては非常に環境も優れています。
何度もお伝えしているように、双眼鏡を保管する際は湿気などの劣悪な環境に注意しなければいけません。
トランクルームの場合、屋内にあるタイプのものは空調などの設備がしっかりと整っているため、双眼鏡を保管するうえでは理想的な環境となります。
また、屋内倉庫のトランクルームは屋外型と比べてセキュリティ対策も厳重なので、高価な双眼鏡を預けるうえでも安心です。
双眼鏡の保管に最適なトランクルーム比較
双眼鏡の保管にトランクルームを選ぶ際は、適した環境を整えたトランクルームを見つけることが必要不可欠となります。最後に、数あるトランクルームの中から、双眼鏡の保管に最適なトランクルームを比較しながら見ていきましょう。
CARAETO
リーズナブルな価格で預け入れができるトランクルームとしておすすめしておきたいのは、宅配型トランクルームのCARAETOです。CARAETOの場合、毎月段ボール1箱あたり500円から荷物を預けることができ、トランクルーム業界の中でもかなり安くてお得な料金設定となっています。宅配型トランクルームの場合、荷物の預け入れと取り出しはすべて宅配という手段になります。家にいながら全ての手続きが済んでしまうため非常に便利です。また、何よりも魅力なのは、やはりそのリーズナブルな料金です。
双眼鏡も含めて、預けたいものは段ボール1箱で十分という人には最もおすすめできるトランクルームです。ちなみに宅配型トランクルームも、専用の保管庫には空調設備があるため、預けた双眼鏡が劣化するリスクはありません。
加瀬のレンタルボックス
双眼鏡以外にも預けたいものがたくさんある人は、屋内型トランクルームの利用を考えましょう。加瀬のレンタルボックスは、屋内型や屋外型、バイク専用スペース、ガレージ倉庫など、さまざまなタイプのトランクルーム店舗を全国的に展開しています。屋内型トランクルームの広さは、0.2畳から店舗によってさまざまです。ただし、同じ屋内型トランクルームでもエアコン付きのものとそうでないものの2パターンがあるため、利用する際は注意が必要です。
エアコンの付いていない屋内型トランクルームを利用するなら費用は安くなるでしょう。ただその場合環境は著しく悪くなるため、防湿庫に入れて保管するなどの工夫があると良いでしょう。保管料は広さ・地域・環境によって異なりますが、毎月1,500円~くらいが目安です。
キュラーズ
キュラーズは、人気の屋内型トランクルーム専用の店舗です。専用ビルにたくさんの屋内型トランクルームの部屋があり、どのトランクルームも基本的に空調管理されているため非常に環境が良いのがポイントです。また、キュラーズは、24時間有人管理を行っているなど、セキュリティもかなり厳重です。お気に入りの双眼鏡を外部に預けるうえで、どうしても防犯面が気になる人は利用を考えてみると良いでしょう。
ただ、保管料は他と比較すると少し高めです。目安としては、少なくとも毎月4,000円~くらいは見積もっておきましょう。
まとめ
いかがでしょうか? 双眼鏡は精密な機械の一つなので、保管や日々の扱いには十分注意する必要があります。特に湿気によるカビには気をつけましょう。レンズやプリズムにカビが生えると、双眼鏡の見え方が悪くなったり、ほとんど使えなくなってしまったりする場合もあります。
保管場所は高温・多湿な状態を避けられる場所を選べることが一番ですが、どうしても難しいときはトランクルームに預けておくことも一つの手です。
今回ご紹介したような屋内型トランクルームや宅配型トランクルームなら環境も良好のため、保管中に双眼鏡が故障するようなこともないでしょう。双眼鏡と一緒に使うアウトドアグッズの保管にも便利なため、ぜひ活用してみてください。