宝物の古書や貴重本を保存方法は?まずは劣化の原因を知ろう!
新刊が行われず、入手が難しいとされる古書。本というものの価値は誰が書いたかというよりも、入手条件が難しいものに価値があるとされています。
絶版とされている古書は、それだけで価値が非常に高いものですので、劣化から守る為にきちんと管理しなければなりません。
そこで古書の保管方法などを下記に詳しく紹介していきたいと思います。
参考記事:ポイントは背表紙を揃えること!簡単にできる本棚の整理方法
古書や本が劣化する要因
特に古書は古いものが多いので、非常にデリケートです。そのため、保管環境に気をつけなければなりません。
古書が劣化する要因として下記の3つがあります。
蛍光灯や太陽光による日焼け
古書は太陽光、蛍光灯などの光により劣化します。本が黄ばんだりする現象、いわゆる「日焼け」というものです。本棚にしまっておいた本が、気がついたら黄ばんでいたという話は聞いたことや見たことはありませんか?
これは、本の紙が紙に含まれているリグニンという成分が、蛍光灯、太陽光に含まれる紫外線により影響を受けて変化するからです。
そのため、本の管理には遮光、照明設備などを考えなければなりません。窓に紫外線防止のフィルムを貼るなどをして対策をします。
また、蛍光灯には紫外線防止型のものもありますので、それらを照明に用いるなどの対策が必要になります。
湿度による本のカビ
古書が劣化する要因としては「温度・湿度」があります。古書は温度や湿度に左右されやすいため、湿度が高すぎれば結露が原因でカビなどが発生します。室温16~22度・湿度40~60%が古書の保管に望ましい環境です。虫食いなど
本を開いたときに、動いている小さい虫などを見たことはありませんでしょうか?これはダニなどではなく、紙や衣類などを食べる虫です。特に人体には害を及ぼすものではないですが、古書を保管するためには気をつけたいものです。
古書や貴重本の正しい保管方法とは?
古書を正しく保管する方法として、3つあります。
- 太陽光、蛍光灯に対する対策
- 適切な温度・湿度管理
- 収納方法
また、収納方法も大切になります。量がかさむと古書を山のように積み上げて箱などに詰め込んでおくというやり方はおすすめしません。
古書を積み上げたことにより圧力が掛かると、劣化の原因ともなるトラブルを起こしてしまう可能性があります。
そのため、古書を収納するときは1冊1冊、きちんと立てて並べるように収納するようにするとよいでしょう。
以上の3点を守ることが、古書を保管するために大切なことになります。ただ、これだけの条件を自宅や倉庫などで守るのは意外に難しいのではないかと思われます。
古書の保管にトランクルームがおすすめな理由
自宅や倉庫などで古書を管理することは意外に難しいものです。紫外線、温度・湿度などの対策はなかなかできるものではありません。
そこで、ちょっと意外に思われるかもしれませんが、古書を保管する場所として「トランクルーム」を紹介します。
何故、トランクルームが古書を保管する場所として最適なのでしょうか?その理由を説明していきます。
空調が完備され、温度・湿度管理が行き届いている
屋内倉庫のトランクルームは空調が完備されているサービスが多く、温度・湿度の管理が行き届いています。人の出入りも少ないので、常時、一定の温度・湿度が保たれているので、古書を保管する場所としては最適です。
太陽光が当たらない室内管理
トランクルームは窓一つなく、太陽光による直射日光が入ってくることはありません。保管場所は壁に囲まれているので、紫外線対策は万全です。ですので、紫外線に弱くデリケートな古書の管理する場所として最適です。
古書や古本の保管に最適なトランクルームはどれ?
デリケートな古書を保管する場所として、トランクルームを紹介しましたが、おすすめするトランクルームなどはあるのでしょうか?
保管するという点ではトランクルームが最適ということは十分ですが、それなりの量が増えてくると、どの古書をトランクルームで管理しているのか?などの問題が出てくる可能性があります。
そこで、トランクルームに保管している古書を「リスト化」して管理できるようなサービスが条件として最適なのではないでしょうか?
古書を保管するには「CARAETO」がおすすめ!
トランクルームで古書を保管するには、宅配収納サービスの「CARAETO」をおすすめします。その理由をいくつかご紹介します。古書に適した環境
大事な古書を預けるのだから、重要なのはその保管環境ですよね。CARAETOの専用倉庫は温度・湿度管理が徹底しており、前章であげた古書の保管環境としては申し分ありません。また、セキュリティも徹底しているので、希少性が高い古書を安心して預けることができます。
料金は利用した分だけ
CARAETOは、ダンボール1箱500円でトランクルームに保管してくれるサービスです。通常のトランクルームは、月額の単位で契約料が発生すると思いますが、CARAETOの場合は利用した分だけの料金になります。例えば、古書を専用ボックス2つに入れて利用した場合、専用ボックス1個が500円ですので、合計1,000円しか請求されません。
途中で1箱取り出した場合は、残り1箱分として500円の利用料金がかかります。預ける量に応じて金額が変わるため、無駄な料金を払わなくて済む嬉しいサービスです。
持ち運びが楽!
CARAETOを利用する際は、スマホ・パソコンから簡単に申込みが可能です。預けたいアイテムは自宅まで取りに来てくれます。古書はそれなりに重さがあるアイテムなので、自分でトランクルームに運ばなくていいのは助かりますね。預けたアイテムをリスト化できる
預けたアイテムは、1点1点撮影されてアルバム化されます。アルバムの内容は、専用アプリから確認することが可能です。アルバムにリスト化されたアイテムが、スマホから一目で確認できるので、管理が楽になります。また、CARAETOに預けた古書を取り出したいときも、アルバム化されたリストから取り出したいアイテムを指定するだけで、簡単に取り出すことができます。
30アイテムを500円で預けられる!
ボックス1箱500円で預けられるCARAETOですが、実際にどれくらいの大きさになるのでしょうか?CARAETOが提供する専用ボックスの仕様を下記に紹介します。- サイズ:56×48×36(縦×横×高さ cm)
- 重量 :20kg
- アイテム:30アイテム
まとめ
古書は絶版された書籍類ですので、希少性が高いものです。ですので、経年劣化を抑えて保管しておきたいという方は多いでしょう。
古書を最適な環境で保管するには、温度・湿度、遮光性などを考慮することが最低条件になります。その上、貴重品になりますので、セキュリティがしっかりしているところに保管しなければなりません。
トランクルームを利用すれば古書の経年劣化を抑え、盗難などの防止にもなります。古書の保管に困っている方は、ぜひ利用することをおすすめします。