レコードのおすすめ収納の実例や整理アイテムをご紹介します!
時代とともにコンパクトになっていく音楽再生機器ですが、レコードの雰囲気や風情に魅力を感じて今も使用している人もいますよね。若い世代でも、見た目がおしゃれだからとインテリアの一部に取り入れたり、あえてレコードで音楽を楽しむ人もいます。
しかし、レコードはとても繊細で、保管方法を間違えるとすぐに壊れてしまうため、その保管方法や収納方法に悩んでいる人は多いのではないでしょうか。コレクションが多くなればなるほど、その保管場所の確保に苦労することもあります。
ここでは、レコードの正しい収納方法や、レコード収納におすすめのアイテムについてご紹介します。
参考記事:CDも保管方法次第で劣化してしまう!正しい保存方法でいつまでも
レコードの収納方法に気を付ける理由
レコードはとても繊細です。柔らかい素材でできているため、簡単に歪みや割れ、反りといったトラブルが起きます。直径30㎝にもなる大きさなので、1枚なら収納場所に困ることはありませんが、コレクションが増えれば増えるほどかさばってしまうため、適切な状態で保管できる収納場所の確保が不可欠です。
レコードの変形は、積み重ねることでも起こります。直径30㎝のレコードを立てて収納することが難しいからといって、横にしてしまうと変形のリスクが高まってしまうのです。レコードが変形すると、音楽が楽しめなくなるおそれがありますから、変形は何としても避ける必要があります。
レコードの収納に気を付けるポイントは他にもあります。それは、ホコリや静電気によるノイズの発生です。古いレコードを処分できずに放置していた結果、久しぶりに使ったらノイズがひどくてガッカリしたなんて失敗も、避けたいですよね。
レコードを収納するときのポイント・注意点
大事なレコードを収納しておく際のポイントや注意点について説明していきます。
まっすぐに立てて収納する
レコードは、まず歪みや反り、割れといった変形を避ける必要があります。このためには、積み重ねて置くのではなく、まっすぐに立てて収納しなければなりません。この時のポイントは、まっすぐに立てること。スペースが余りすぎて斜めになってしまうと、これもまた変形につながる要因となります。レコードをまっすぐに立てて収納するには、ブックエンドなどを活用する方法が手軽でおすすめです。熱に気をつける
レコードの歪みや割れ、反りといった変形は、熱によっても起こります。レコードは性質上とても熱に弱いです。窓際など直射日光の当たる場所に置いておくと、変形につながります。また、ジャケットの日焼けにより色褪せが生じ、見た目にもあまりよくありません。レコードを美しく良い状態で保管するには、熱にも注意が必要です。静電気やホコリに要注意
さらに、静電気やホコリの影響で、再生した際にノイズや音とびが発生する可能性があります。ホコリができるだけ溜まらないように、使用しないときにはきちんとおさめる、こまめに掃除をしてホコリが溜まらない空間を作ることも大切です。静電気やホコリは、お手入れである程度ケアできます。しばらく再生していないレコードも、年1回は取り出して専用のクリーニング材とクロスで拭いてホコリを取り除いたり、帯電防止スプレーをするのが効果的です。
レコードの収納におすすめのアイテムとは
レコードの収納に悩む1つの理由に、適した収納棚が見つけにくいという点があげられます。市販のカラーボックスなどは、主に雑誌サイズまでの収納に適した大きさで設計されており、直径30㎝のレコードの大きさとはマッチしないのです。
そのため、レコードを収納する棚はレコード専用に設計されたものを選ぶのがおすすめです。そんなレコード専用の収納アイテムを紹介していきます。
レコード好きにはたまらない!「margherita 壁一面のレコード棚」
レコードのコレクションが自慢の人は、壁一面がレコードに覆われる風景に憧れるのではないでしょうか。レコードの良さや雰囲気を部屋そのものから感じられる空間に仕上がるはず。建築設計事務所がデザインするレコード棚だけあり、棚の高さは天井や梁に合わせて調節できる点も魅力です。このブランドには、もっと少量のレコードを収納するための棚もバリエーション豊富に揃っています。壁一面をレコードで埋め尽くすほどは持っていない人でも、その量に合わせて適したサイズが見つかりますよ。
見せる収納なら「margherita LPレコードを壁に飾る木製額縁」
レコードのジャケットは、レトロでおしゃれなものも多いですよね。お気に入りのジャケットは、見せる収納として活用するのも良いでしょう。カフェのようなおしゃれな空間に近づけたい人にも便利なアイテムです。ヴィンテージ感バツグン!「イエノLabo. レコードラック」 1つずつ手作業で作られるレコードラックです。合板でできており、それぞれスタンプの位置が異なるのも味わい深いですね。シンプルでナチュラル、ヴィンテージ感もあるレコードラックは、洋楽のレコードを収納するとよりおしゃれ。ジャンク家具が好きなかたは、部屋の雰囲気にも溶け込めやすく好みにもマッチするのではないでしょうか。
定番アイテムでも大丈夫!「IKEA SKUBBボックス」 レコード用の収納棚以外でも、レコードに適したサイズのボックスを入手することは可能です。定番のIKEAアイテムにも、レコードにぴったりのサイズのストレージボックスが販売されています。布製品が好み、なるべく白でインテリアを統一したい、レコードの姿を見せずに収納したいという人にはおすすめです。
レコードの収納実例
それでは、インテリア上級者が実際にどのようにレコードを収納しているのか、参考にしてみましょう。おしゃれな空間でレコード収納したい人、必見ですよ!
パステルカラーを取り入れて明るい雰囲気に!
レコード収納は、何となくレトロ感やヴィンテージ感のある、大人の部屋にしか合わないと思いきや、案外パステルカラーの雑貨との相性も良いのです。ちょうど良いサイズのレコード棚にまっすぐ立てて収納すると見た目もすっきりします。参考:https://www.instagram.com/p/BsXgc_yH9VM/
壁をジャケットで飾る
ジャケットを見せる収納として活用するととてもおしゃれです。ジャケットが壁紙の一部になっているようで、デザイン性の高い空間に仕上がっています。お気に入りのジャケットは、いつも目に見えるように収納すると気持ちが高まりますね。参考:https://www.instagram.com/p/BssHBnMlyxX/
雑誌を飾るようにレコードを飾る
おしゃれなお店にあるようなラックにレコードを飾るのも良いですね。雑誌と一緒に気分に合わせて好きなレコードを収納すると楽しいですよ。あまりレコード枚数が多くない場合にもおすすめの収納方法です。統一感で落ち着きのある収納にする
レコードがたくさんある場合、同じ収納で同じ高さに揃えると、一体感が増して落ち着きのある空間になります。大量のレコード収納に困っているときは、管理のしやすい方法で収納すると効率的ですね。参考:https://www.instagram.com/p/Bny3WHnHZDN/
レコードスタンドでおしゃれに倒さない工夫!
レコードの枚数が少ない場合は、斜めになってしまわないような対策が必要です。ブックエンドなどでまっすぐに収納することもできますが、レコードスタンドならジャケットもほどよく見えておしゃれ。レコードの存在を際立たせながら収納したい人におすすめです。参考:https://www.instagram.com/p/BmPTtHIB324/
まとめ
いかがでしょうか? 今回はレコード収納のポイントや注意点、おすすめのアイテム、収納実例をご紹介しました。独特の大きさで収納に困るレコードも、専用のボックスを使えば無理なく収納できて便利です。
レコードは正しい方法で保管しないと、歪みなどの変形やノイズなどの不具合につながりやすく、注意が必要です。置き方や熱、静電気やホコリに気を付けて保管することをおすすめします。
レコードのジャケットは見せる収納としても役立ちます。ぜひ、お気に入りのレコードが存分に楽しめる方法で収納してくださいね。