大切な切手の保管はこれでOK!切手の正しい保管方法とは

期間限定だったり、その土地限定だったり、切手には思い出が詰まっていますよね。中には貴重なデザインの切手もありついついコレクションしたくなります。でも大切な切手をキレイな状態で保管するにはどうしたらいいだろう……と悩んでいませんか?
そこでこの記事では切手の保管について注意してほしいことや正しい保管方法を紹介します。
参考記事:大切な切手の保管はこれでOK!切手の正しい保管方法とは
切手の保管方法に気をつける理由

コレクションした切手をきれいな状態で保管するには、保管環境を整えてあげることが大切です。気をつけていないと思わぬトラブルが起こってしまい、切手を傷ませたり、劣化がすすんでしまったりしてしまします。保管に気をつけないとどんな問題がおこってしまうのかを紹介します。
カビ
湿気がたまりやすい場所など、保管環境が悪いと切手にカビが生えてしまいます。使用済みの切手をコレクションしている人もいると思います。水を使ってはがきから切手はがしていると、切手が水分を含んでいてもともとカビが生えやすい上に、湿度が高い環境に保管しているとさらにカビが生えやすくなります。新しい切手でも手に触れると切手に水分や脂がつき、それが原因でカビが生える環境ができてしまいます。
シミ
切手を長期間保管していると、思いがけないシミができてしまっていることがありませんか?原因は手で触れたときの手についた脂や汚れ、湿気の影響でシミがあらわれます。一度シミができるとキレイな状態に戻すことは難しいため、シミを作らないことが大切です。黄ばみ
切手は時間が経つと変色して黄ばんできます。空気中の酸素と結合して酸化したり、日光に当たったり、湿度や温度の変化だったりが黄ばみの原因です。きれいな色合いの切手が黄ばんでしまったらもったいないですよね。なるべく空気に触れないようにして環境の変化がすくない場所に保管することがポイントになります。破れ
クリップでまとめて留めたり、ただ箱に入れるだけだと破れる可能性が高くなります。クリップで切手に圧力をかけてしまうと跡もつきますし、紙でできている切手はちょっとした衝撃で破れてしまうことが多いです。また、箱に入れているだけの場合は切手同士が重なり、くっついてしまいます。それを無理に剥がそうとすると破けてしまい、せっかくコレクションした切手が台無しになります。
切手の正しい保管方法とは

切手は正しい保管をすればキレイな状態を保つことができます。保管状態が悪いと、さきほど説明したようにカビやシミ、黄ばみ、破れが起こってしまいます。大事な切手をできる限り切手のいい環境で保管して傷つかないようにしましょう。そこで切手にとって正しい保管方法を紹介します。
ストックブックにしまう
ストックブックとは切手専用のファイルです。日常的に使う切手ならストックブックに収納する必要はあまりありませんが、コレクションとしての切手を保管するならストックブックに入れることをおすすめします。見た目もきれいに並べることができますし、防湿効果のあるフィルムを使ったものもあり、切手の保管に最適です。除湿する
切手を保管するにあたり湿度は天敵です。湿度があるとカビが生えてしまったり、シミができてしまいます。なるべく乾燥した環境で保管しましょう。押し入れやクローゼットの中は風通しが悪く、湿気が溜まりやすいです。また、他の本や小物と一緒に狭い空間で保管していても湿度が高くなりがちです。風通しのよい場所で保管するようにしてください。直射日光を避ける
紫外線を浴びると切手は変色してしまします。そのため直射日光が当たらないような場所に保管してください。直射日光は変色だけでなく、切手が日焼けをしてしまい黄ばんだり茶色っぽくなってしまいます。きれいな状態を保つためにも、なるべく日が当たらない場所に保管しましょう。切手の保管場所はどこがおすすめ?

切手を保管するには風通しのいい直射日光が当たらない場所が最適です。押入れやクローゼットは日差しを避けられますが、湿気が溜まりやすくカビやシミができてしまう可能性があります。風通しのいい部屋の本棚などに収納することをおすすめします。
しかし、自宅だと湿気対策が難しいと感じる人は多いのではないでしょうか?頻繁に取り出すことのない切手のために、湿度や温度管理をするのは大変です。
そういうときはトランクルームを利用するのがおすすめです。トランクルームによっては空調設備がしっかりしていて、切手を保管するのに最適な環境が整っているところがあります。小物を預けられるようなトランクルームも増えていて、気軽に利用できるようになりました。
切手の保管には宅配型トランクルームがおすすめ!

トランクルームにもいろいろな種類があります。その中でも切手の保管には宅配型のトランクルームが最適です。トランクルームは主に次の3種類あります。「屋外コンテナ型」「屋内型」「宅配型」です。
屋外コンテナ型のトランクルームは大きい荷物を預けるのに適しています。しかし屋外に倉庫があるため、空調管理ができないところが多いでしょう。
屋内型トランクルームは空調調整ができるところが多いですが、費用が高く継続して預けるのに維持費が多くかかってしまします。
宅配型トランクルームはダンボール1箱から預けられるサービスが多く、小物を預ける場合お手頃な価格から利用を始めることができます。荷物を預けるときは自宅から宅配便を利用して送るだけなので、手間がかからず気軽に預けられることができるのも嬉しいポイントです。宅配型トランクルームもさまざまな会社が運営しています。次のポイントを抑えて切手の保管に適したトランクルームを選ぶようにしてください。
空調設備が整っている
切手の保管には湿度や気温が重要だと説明しました。そのため空調設備が整っていて管理がしっかりしているトランクルームを選んで下さい。ホームページなどに保管環境の説明が記載してあるトランクルームだと安心です。セキュリティがしっかりしている
せっかく預けた大事な切手が紛失してしまったら元も子もないです。セキュリティ対策がしっかりしているトランクルームに預けましょう。どのようなセキュリティ施されているか預ける前に調べるようにしてください。料金形態が明確
トランクルームには預けて保管するのに料金がかかります。また、登録料や配送料、取り出し費用といったように料金がかかりますので、ただ月額費用だけが安いトランクルームに預けると思わぬところで費用がかさんでしまいます。そのためホームページに料金が明確に記載されているトランクルームを選ぶようにしましょう。切手サイズにぴったり!
宅配型トランクルームのデメリットとして、大きなサイズの荷物は預けられないことが挙げられます。しかし、切手の保管なら宅配型トランクルームがぴったり。余計なスペースを作らず、切手を預けて保管しておくことができます。スペースが小さい分料金も安く済むため、切手の保管にはぜひ宅配型トランクルームを活用しましょう。まとめ

いかがでしょうか?大切な切手の保管方法や保管場所の悩みは解決できましたでしょうか?
正しい保管方法をしていないと、切手にカビが生えたり、シミ、黄ばみ、破れが起こってしまいます。一度これらの問題が起こってしまうと、切手の劣化を進める原因にもなりますし、元のきれいな状態に戻すのは困難です。問題が起こる前に正しい保管方法で切手を保管してキレイな状態を保つようにしましょう。
そこで今回紹介した正しい切手の保管方法は次の3つです。
- ストックブックにしまう
- 除湿する
- 直射日光を避ける
自宅で保管するのが難しいと感じる方はトランクルームを利用することがおすすめです。トランクルームの中でも宅配型とランクルルームは小物から預けることができ、費用も比較的安いところが多いです。切手の保管に最適なトランクルームを選んで、大事な切手をいつまでもきれいな状態に保ちましょう!