使用期間が限られるベビーカーをサッと収納できるテクを紹介します!
ですがベビーカーはとにかく場所を取りやすいアイテム。自宅に置き場所がなくて、収納方法に迷っている人は多いのではないでしょうか?
そこで今回は、整理収納アドバイザーの藤野ことさんに監修していただき、ベビーカーの収納方法や収納アイデアをまとめました。
参考記事:取っておきたいベビー服の保管にはどう収納するのがベスト?
ベビーカーの収納に悩む理由
ベビーカーの収納について困っている人の多くは、どのような悩みを抱えているケースが多いのでしょうか?
玄関が狭くて置けない
よくベビーカーの置き場所として挙げられるのは玄関です。とはいえ、どの家もベビーカーが置けるほど広い玄関とは限りません。特にマンションやアパートは玄関が狭いことが多いです。靴類を置けばそれだけで精一杯になってしまう場合がほとんどでしょう。それで、どこにベビーカーを置けばいいのか悩んでしまうのです。
玄関に置くのも邪魔になってしまう
ある程度玄関にスペースはあるものの、正直ベビーカーを玄関に置くのは邪魔……と感じている人も多いかもしれません。ベビーカーは場所を取りやすく、そもそも玄関に置きたいものは傘や靴など他にもたくさんあります。また、インテリアにこだわりたい人からすれば、コンセプト的にベビーカーは別の場所に置いておきたいと考える場合もあるでしょう。
外にベビーカーを置くのは不安が多い
庭や玄関の近くなど、外にベビーカーを置いている人もいるでしょう。しかし外にベビーカーを置くのは、いろいろと不安が残るもの。盗難の心配もありますし、外に物を置いておくと雨や砂埃などであっという間に汚れてしまいます。
とっておく場所の確保が難しい
子どもが大きくなってもベビーカーをとっておく人は多いです。特に2人目、3人目を考えている家庭は、すぐに処分はできません。それでも使わない期間があると困ってしまいます。物置などに収納できても、無理矢理詰め込んで壊してしまうのも心配です。
ベビーカーを収納する方法
ベビーカーを収納するコツとして大事なのは、まず折りたたんだ状態で収納できる場所を探すこと。
折りたためばデッドスペースを利用して玄関内に収納できるでしょう。
玄関が難しいなら、玄関近くの廊下や納戸などの場所を探し、うまく収納できる場所を探してみることです。
家の中が難しい場合は、やはり屋外に置かざるを得ない場合も出てくるかもしれません。目立つ場所での保管を避けたいなら、ベランダを利用しましょう。
屋外に置く際は、ベビーカーカバーの利用がおすすめです。撥水加工されているものであれば雨もはじいてくれるため、劣化をかなり防げます。
ベビーカーの収納におすすめの場所はどこ?
ベビーカーの収納におすすめの場所は、やはり玄関が定番でしょう。外出時や帰宅の際の手間をかなり省けるからです。玄関があまり広くなくて困っている……という人も、なるべくベビーカーの置ける場所が確保できるように工夫してみてください。
車があれば、車の中もおすすめです。ただ、夏場の車の中はかなり高温になりやすいため、ずっと放置しておくとベビーカーの劣化を早める可能性があるため気をつけてくださいね。また、車で出かけない時に車まで子どもを連れて行くのを面倒に感じるかもしれません。
屋外に保管する際はなるべくベビーカーカバーをかけて雨や埃からベビーカーを保護するようにしましょう。他には屋根付きの車庫の中に入れておく方法もあります。
ベビーカーのおすすめ収納アイデア
ベビーカーの収納アイデアとして使える方法をご紹介していきます。どうしてもベビーカーのうまい収納方法が見つからない人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
下駄箱の中の棚を外して置き場所を確保
大きな下駄箱があれば棚をいくつか外すことで、下駄箱内にベビーカーの置き場所を確保できる可能性があります。下駄箱の中に収納できてしまえば、ベビーカーが置いてあっても玄関で邪魔に感じることもありませんし、スッキリして見えます。出し入れもラクです。
棚をただ外すだけなので、簡単に収納場所を確保できます。下駄箱に余裕があるときはぜひ試してみてください。
下駄箱の上に置く
あえて下駄箱の上にベビーカーを置いてしまうという手もあります。下駄箱の上にスペースがある場合は、折りたたんだベビーカーをそのまま置いてしまいましょう。ただ、むき出しの状態になっていると、圧迫感が出てしまい、玄関が窮屈な印象になってしまうかもしれません。その場合は突っ張り棒にカーテンを掛けてベビーカーを隠しておくといった工夫が必要になります。
シューズインクローゼットの扉を外す
玄関にシューズインクローゼットがある家は、シューズインクローゼット内にベビーカーを置いている人も多いでしょう。しかしクローゼット内が狭かったり、扉が邪魔だとなんだかんだベビーカーがうまくしまえないことも。そんな時はシューズインクローゼットの扉を思い切って外してしまうという手があります。扉をなくすことでクローゼット内のスペースが広がり、ベビーカーの出し入れもラクになるでしょう。
車輪カバーや収納トレーを利用すればどこにでも収納可能
ベビーカーは玄関周りに置くのがベストですが、どうしても難しい時は廊下や押し入れなどの室内に収納場所を設けるしかありません。折りたたんで棚と棚の間のデッドスペースを利用するのがおすすめです。しかし、ベビーカーは外で利用するものであるため、車輪の汚れが床についてしまわないか心配な人も多いのではないでしょうか。
そんな時は車輪カバーや収納トレーを利用しましょう。これらを利用すれば、基本的にはどこに収納しても汚れの心配はなくなります。
トランクルームを借りてベビーカーやベビー用品と一緒に保管
しばらく使用しないベビーカーは、トランクルームを借りて預けておく方法があります。広めのトランクルームなら、他のベビーグッズと一緒に預けておけるでしょう。「次の子の予定はあるけど、まだ具体的には決まってない」時の長期保管にはぴったりです。ベビーカー収納は出し入れのしやすさを優先させて
ベビーカーは場所を取りやすいアイテムなので、意外と収納を困らせるものの一つです。出し入れの利便性を考えれば、やはり玄関に置いておきたいところ。しかし玄関が狭くて置き場所に困っている人も多いです。
ベビーカーの収納に困った時は、ぜひご紹介した収納アイデアを試してみてくださいね。かなりコンパクトに折りたためるベビーカーも増えてきました。場所を工夫すれば、自分に合った収納方法が見つかるでしょう。