きれいなキッチンを保ちたい!効率の上がるキッチンの片付け方は?

毎日何度も使うキッチン。いつもきれいに整頓されていたり、見た目が美しいと料理も楽しくなりますね。ここでは、キッチンを片づけしておくメリットや、片付けの方法、片づけの際に便利なアイテムについてご紹介します。
参考記事:使い勝手の良いキッチンを目指すなら隠す収納がおすすめ!収納アイデアをご紹介
キッチンをしっかり片付けておく理由

毎日何度も使うから、後でまとめて片付ければいいや……そう思っているうちに、キッチンはどんどん雑多な環境になってしまいがちですね。たくさんの調理器具やスパイス、消耗品、食品などが集まる場所だからこそ、散らかりやすいのがキッチンの特徴です。
どんなにリビングをきれいにしていても、キッチンが片づいていないとあまりよい印象をもたれないことが多いでしょう。なぜなら、キッチンは食事を作るところだからです。衛生面や、おいしい食事を作るための環境には、他人の目が厳しくなるのも当然ですね。
このように、キッチンをしっかり片付けておく理由の一つに、衛生面があげられます。キッチンは、カビのエサとなる湿気と食品のクズが豊富な場所です。まさにカビにとっては格好の繁殖ポイント。しかし、私たちの口に入る料理を作る場所ですから、カビはできる限り防ぐことが大切ですよね。
きちんと片付いているキッチンは、掃除の効率化につながります。どこが汚れているかを発見しやすく、また古い食材に気づかず放置するリスクも少なくなります。こうすることで、カビの繁殖を防ぐためのこまめな掃除がしやすくなり、衛生的にも安心な環境につながっていきます。
そして、料理の効率がグンとあがる点も見過ごせません。きちんと片付いているキッチンは、どこに何があるのか一目瞭然ですね。どこにしまったかなと、探している時間は限りなく少なくなるでしょう。必要なものをサッと取り出しサッと使いサッとしまえるのは、料理時間の短縮につながりますね。
さらに、調味料や保存用の食材のストックの有無が確認しやすいことから、余計な買い物を防ぎ、必要なものだけを購入できます。節約やエコの観点から言ってもメリットが大きいですね。
きれいなキッチンになる片付けのポイント

キッチンを片付けようと思っても、たくさんのものがありすぎて、結局何から手をつけてよいのか分からない……という人も多いのではないでしょうか。そんな時は、ちょっとしたポイントを意識してみましょう。
- よく使うものは手前に収納、かつ取り出しやすい位置に
- 引き出し、棚への直置き禁止
- 積み重ね禁止
- 収納場所をきちんと決める
よく使うものは手前に収納、かつ取り出しやすい位置に
やはり、菜箸やオタマなど、調理中に必ず使うものはいつでも取り出しやすい位置に収納すると、片付けるときにも楽ですね。調味料や食器についても同じことがいえます。使用頻度を考慮して、頻繁に使うものは手前に収納するか、目線と同じ高さに吊すと便利です。引き出し、棚への直置き禁止
調味料や調理器具の場合、できる限り直置きはやめて、小分けボックスなどに収納しましょう。小さく量の多いものほど散らかりやすいため、同じ種類のものをまとめるように入れるのもコツです。過度の積み重ね禁止
食器や鍋、フライパンなど、重たいものをたくさん積み重ねすぎると、一番したにあるものを取り出すまでに時間がかかるだけではなく、落として壊れたり割れたりするリスクも高まります。収納場所をきちんと決める
片付けてから使っているうちにもっとよい収納場所があれば移すべきですが、基本的に収納場所を定めたら元に戻す、買い足したら同じ場所にしまうのを徹底しましょう。そうすることで、あちこちにバラバラになるのを防ぐことができますし、「どこにしまったかな?」と探す手間も省けます。キッチン片付けにおすすめのアイテム

キッチンを片付けて、効率的で衛生的な環境にするには、やはり収納アイテムの活用はマストです。まずは、片付けにおすすめのアイテム選びのポイントを見てみましょう。
- 掃除しやすいシンプルなもの
- デッドスペースに入るもの
- 食器や重い調理器具を重ねずに収納できるもの
- 生活感をなくしおしゃれに見えるもの
- 見せる収納としまう収納のバランスも考慮
掃除しやすいシンプルなもの
片付けは、時に掃除も伴いますよね。片付けができている場所は掃除がしやすく、逆に散らかっている場所を掃除するのは大変です。キッチンは、できる限り清潔を保ちたい場所ですから、定期的にアイテムもきれいにしたいところ。そんな時、あまりにデザインに気をとられると、掃除がしにくいといった不自由さを感じることに……。おしゃれな空間にしたいなら、色調をそろえる、素材をそろえるだけでも、シンプルながらまとまりのあるものに仕上がります。調理器具や収納ケースは、シンプルで統一感を持たせるように揃えるのがポイントです。また、水で洗える素材なら、掃除も楽ちんになります!
デッドスペースに入るもの
キッチンには、意外とデッドスペースが多いものです。シンク下の棚や、家電と家具の隙間など、狭い空間にも対応できる収納棚はとても便利。キッチンは狭い空間にたくさんのものがあるため、できる限りデッドスペースを有効に活用するのも腕のみせどころですよ!高さや幅をきちんとはかり、そのサイズに合う収納棚を見つけるのもいいですが、高さや幅が好きなサイズに変更可能なものを選ぶと応用がきき、後々のことを考えても便利です。
食器や重い調理器具を重ねずに収納できるもの
よくあるのが、食器の積み重ねですね。大きいお皿から順に小さなものへと積み重ね、たまに必要となる大皿を取り出そうと思えば一苦労……なんてことありませんか?収納棚が大きく、十分に食器類が収納できるなら必要性がないかもしれませんが、食器を収納する際に使い勝手が悪いと感じている場合は、ダブルキャビネットシェルフがおすすめ。ダブルキャビネットシェルフは、コの字型の台のようになっていて、食器の積み重ねを回避することができる便利なアイテムです。
生活感がなくしおしゃれに見えるもの
できれば、機能性とデザイン性の両方を確保しながらキッチンの片付けをしたいですよね。そんな時には、生活感をなくす方法を考えると、一気におしゃれ度がアップします。たとえば、スーパーやコンビニのレジ袋。いくらコンパクトに畳んでも、目に見えてしまうと生活感丸出しです。生活感があるもののうち、特にレジ袋やラップ、アルミホイル、保存用の袋などは、中身が見えない素材のストレージボックスに入れてしまいましょう。
見せる収納としまう収納のバランスを考慮
よく、オタマやフライ返しなどは、壁にフックをかけてつり下げて使用している家庭もみかけますよね。壁にかける収納も、機能性を備えているためおすすめです。ただ、あまりにもゴチャゴチャしすぎると、おしゃれな空間からは遠ざかることも……。見せる収納はその量に注意して、作業台に一番近いところにある引き出しなどの収納と合わせて使用しながら、バランスも考慮しましょう。
小皿や小鉢など、小さな食器や数が少ないものは、まとめて一つのボックスあるいはトレイに収納したり、シンクやコンロの下に置く調味料のストックには、取っ手付きのストレージボックスを活用するなど、取り出しやすさにも注意するとよりよい空間に近づきます。
まとめ

いかがでしょうか? 今回は、キッチンの片付けのポイントやおすすめのアイテムをご紹介しました。一度片付けをきちんとすると、その後の調理や掃除が楽になるはず。ぜひ、便利なアイテムを活用してきれいに片付いたキッチンを目指しましょう!