卓上収納のコツを覚えてきれいな状態を保とう!

宅配型収納サービス『CARAETO(カラエト)』が整理整頓術やお片付け術、収納術をお届けする本コラム。今回も耳寄りな情報をお届けします!
「デスクの上は、その人の頭の中を意味する」と言われることもあります。仕事が思うようにはかどらない、勉強に熱が入らない、いつもメイクに時間がかかる……などの悩みを抱えている人は、一度卓上収納を見直してみるチャンスかもしれません。
ここでは、卓上収納のコツや整理整頓が維持できるためのおすすめのアイテムについてご紹介します。
卓上収納がうまくいかない理由

- いつもゴチャゴチャした印象がある
- 机の上にあるはずのものが、いつも見あたらない
- 作業スペースが狭くてイライラする
- 机の上を整理するように注意された
一つでも心当たりがある人は、今すぐに卓上収納を意識するべきです。ただ、何度か卓上収納をしようとトライしても、結局元通りになってしまったという人も多いのではないでしょうか。
卓上収納は、ちょっとしたコツがあります。このコツをおさえないと、何度トライしても数日後には元通り……なんてことも。よくありがちな、卓上収納がうまくいかない理由を考えてみましょう。
まず、使用頻度が低いものがずっと置いてあることはありませんか?しばらく見ていない本や書類、開封済みの郵便物など、紙類に関してはよほど毎日頻繁に目にするものだけ卓上に置いて、あとは処分するなり引き出しに入れるなりしてみましょう。
同じ種類のアイテムが多数置いてあるのも、考えものです。たとえば、同じボールペンが何本もある、はさみが複数あるなど、一つでよいものが複数あれば、単純に倍の量のスペースが必要になりますね。ストックはストックとして、保存できる場所におさめましょう。
趣味で楽しむものの割合が多い点も、よくある失敗です。写真や置物など、使わなくても見て癒されるものの存在は、精神的に落ち着くアイテムかもしれませんが、あまりにも多すぎると効率的な空間からはほど遠いものとなってしまいます。
好きなものでデコレーションしたり、ディスプレイするとテンションがあがりますが、量やスペースを決めておくことも大切です。
卓上収納のコツとは

では、卓上収納のコツはなんでしょうか?うまくいかない理由を明確にすれば自ずと答えが出やすいですね。前項の収納がうまくいかない理由を参考にすると、まず使用頻度の低いものを収める、ストックは別で収納する、趣味のものは置く量を決めるだけで、だいぶ片付きやすくなります。
さらに、卓上収納を実践する時には、いくつかのポイントを押さえるとうまくいきやすいですよ。
- 一度引き出しの中を空にして片付ける
- 縦に積まない、重ねない
- 高さを生かした収納アイテムを活用する
この3点について、もう少し詳しく見ていきましょう。
一度引き出しの中を空にして片付ける
意外と盲点で、実は重要なポイントです。卓上収納をしようと思ったら、使用頻度の低いものやストックなどは引き出しの中などに収めますよね。でも、肝心の引き出しの中がゴチャゴチャしていたら、収める場所すらありません。
ですから、卓上収納をする前に引き出しを整理することがマスト。一度中身をすべて取り出して、不要なものは処分、小物はボックスなどで仕分けるなどして、引き出しに収納スペースを確保しましょう。
引き出しには、よく使うものを一番上に持ってくるのがポイントです。使った物を引き出しに収めやすくしておけば、余計なものが机の上に残りませんから、卓上収納をベストな環境で維持するには必要なことですね。
縦に積まない、重ねない
片付かない卓上にありがちなのが、書類の山積みです。特に、デスク作業の多い仕事 をしている場合は心当たりがある人も多いのではないでしょうか。山積みの書類から特定のものを見つけるには、山を崩して一つずつ確認する必要がありますよね。これでは、効率的とは言えません。もしかすると、大切な書類が混じって分からなくなってしまうこともあります。
卓上収納では、ものの上にものを乗せるのはNG! 収納ボックスなど、収納するためのアイテム以外は、上に積み重ねないように気をつけましょう。本や書類はできるだけ立てて保管する、不要な紙類は卓上には置かない、処理するものを毎日決めて、次の日にできるだけ持ち越さないことを心がけると、卓上にある書類はかなり少なくなるはずです。
よく使う本や資料などは、ブックエンドなどを活用して倒れないようにしながら、立てて保管するようにしましょう。
高さを生かした収納アイテムを活用する
卓上は、作業をする場所ですから、できるだけ作業スペースを確保したいものです。また、収納については少ないスペースでたくさん入るものなら便利ですよね。
案外、卓上は面積としては狭くても、高さの余裕は十分にある場合がほとんどです。収納棚を活用するなどして、ものを重ねない工夫をしましょう。収納棚の活用は、引き出しがない机などに便利です。
卓上収納のおすすめアイテムとは

パソコンを使う場合は、机上ラックが便利です。キーボードを使用したりしなかったりする場合、キーボードをサッと取り出したりおさめたりするだけで、作業スペースの確保ができます。手帳など、キーボード以外のものを収めると、スッキリした印象にもなりますね。
小物を収納するボックスも、文房具などを一カ所にまとめるには便利なアイテムです。ほんの数本のペンや文房具だけ使用するのであれば、トレイに入れて置いてもおしゃれです。色つきのペンなど、たくさんの筆記具がある時には、筒状の収納ボックスなどが使いやすいでしょう。
卓上収納の実例を紹介

それでは、具体的に卓上収納のコツを実例から見てみましょう。
メイク道具は引き出しに入れてすっきり
卓上収納は、まず机の引き出しの中から整理することが大切なポイントでした。引き出しの中を整理し、卓上にあるものをできる限り引き出しに入れることで、ものの数が減るぶん卓上収納が簡単になります。
女性の場合、ドレッサーとして机を使用する人も多いですよね。毎日、忙しい朝の時間帯にメイクするなら、できるだけ効率的に行うために一番上の引き出しにメイク用品を整理して入れておくと便利です。
鏡は、折りたたみ式であれば引き出しに収納できるため使わない時はスペースをとりません。使うものについても、収納しやすいアイテムを選ぶことも大切です。
高さを有効活用して収納スペースを増やす
引き出しが十分にない場合の卓上収納は、高さを活用すると便利です。あまり奥行きの幅がない収納棚を壁に沿っておくと、引き出しがなくてもたくさんのものが収納できます。見せる収納にもなるため、趣味のものや好きなアイテムをちょこんと乗せても楽しいですね。
もし、見せる収納が上手にできない場合は、布などで目隠しをしてしまいましょう。隠してしまえばごちゃごちゃした印象を回避することができます。また、収納ボックスや目隠しの布に統一感を持たせることで、よりすっきりとした見た目にもなります。色や素材、デザインにこだわってそろえてみてはいかがでしょうか。
まとめ

いかがでしょうか?
今回は、卓上収納のコツやおすすめアイテムについてご紹介しました。作業がはかどると、精神的にも落ち着きますから、卓上収納がきちんとできることはとても大切なことです。
卓上収納を誰でも簡単に行うために大切なのは、本当に机の上に置いておくべきものなのかをきちんと吟味して、それ以外のものはできる限り引き出しや収納棚に入れてしまうことです。
いつも何かを探している人は、卓上収納をきちんとすることで、その使い勝手のよさに気づくでしょう。収納がきちんとできていると、掃除もしやすくなり、きれいな状態を保ちやすくなりますよ。